織テープの色合わせと色見本
色合わせは現物見本と評価光源をそろえて行います。染色テープ、プリントロゴ、バッグ生地は、照明によって色の見え方が変わります。
内容更新日

このガイドの内容
この仕様で最初に確認すること
色番号は出発点です。指定照明で現物色見本と染色テープを比較し、隣接する素材にも合わせます。光沢や織り目で見え方が変わるため、双方で承認見本を保管します。
- 現物の色見本
- 合意した照明
- 双方が保管する承認見本
色を直す前に、部材どうしの見え方を決める
織テープ、マットな表地、光沢のある印刷ロゴを組み合わせる新商品を想定します。室内灯ではテープが表地に合っていても、昼光では黄みが強く見えます。ロゴに近づけると、今度は表地との差が目立ちます。
次の色修正を頼む前に、どの部材を見た目の基準にするかを決めます。現物を製品で使う向きに並べ、合意した光の下で比較します。異なる表面を同一に見せることより、三つの素材の関係を安定して再現することが承認の目的になります。
主基準となる現物を特定し、照明条件と周辺部材との許容関係を記録してテープ見本を承認します。
色判断を主導する素材を決める
テープ、表地、裏地、印刷ロゴをすべて同じ見え方にできない場合、視覚上の優先順位を決めます。テープを本体色へ合わせる、ロゴを引き立てる、二色の中間に置くなど、狙いを承認票へ記録し、修正方向を明確にします。
- 色判断の基準となる素材
- 各隣接色との承認関係
対部品を承認ロット計画で管理する
二本の持ち手、左右ベルト、ベルトと縁取りを同じロットから取る必要があるか決めます。ロット混用を認める場合は、先に混用組立見本を承認してください。残反を明確に表示し、単独では合格でも並べると異なる色を再注文で組み合わせないようにします。
- 見える対部品の同一ロット規則
- 残ロールに付けた承認ロット表示
実行できる色合わせ依頼を作る
染色見本や織り見本を判定する前に、目標と比較方法を定めます。
横にスクロールして全項目を確認 ↔
| 項目 | 記録する内容 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 主基準 | 現物番号、提供元、材質、承認日 | ラベル、退色、汚れを確認する |
| 見た目の優先順位 | どの隣接部材を優先し、どの差を許容するか | 全部材を並べた状態で確認する |
| テープ構造 | 繊維、糸の光沢、組織、仕上げ、使用面 | 量産予定の構造と見本を照合する |
| 観察条件 | 光源、観察箱の設定、背景、周囲 | 全試料を同じ設定で同時に比較する |
| 向き | 長手方向、表裏、曲げ、隣接材との重なり | 製品と同じ向きに取り付ける |
| 承認記録 | 見本番号、光源別所見、承認者、日付 | 双方で同番号の署名見本を保管する |
目視または計器の許容範囲は案件ごとに定めます。試料の準備と測定条件がそろって初めて、計器値を比較できます。
仕様確認シートをダウンロード ↓色の希望を管理された承認へ進める
目標の優先順位を決める
表地、裏地、ロゴ、金具表面を並べます。買い手が主基準を指定し、テープを同色、調和、意図的な対比のどれにするか記します。
比較できる試料を用意する
量産予定の繊維、組織、仕上げを使い、使用面を表示して同じ条件になじませます。質感や光沢を隠さず、決めた背景に置きます。
必要な照明ごとに確認する
各照明で見本と基準を隣り合わせ、差の方向と条件による見え方の変化を記録します。「近い」という一言でまとめません。
組み合わせた状態で承認する
実際の付属材の隣に製品方向でテープを置きます。選んだ現物に署名と番号を付け、量産と受入れ用に双方で保管します。
色修正が終わらなくなる三つの原因
色番号を最終基準にする
色番号だけでは繊維、凹凸、光沢、仕上げを再現できません。開発の出発点に使い、最終的には量産構造の現物を承認します。
画面上の画像で判定する
撮影時の露出、白色調整、表示機器で色の関係が変わります。写真は配置記録に使い、承認は決めた条件で現物を見て行います。
異なる表面に同じ見え方を求める
マットな生地、光沢糸、印刷膜では光の返り方が違います。主基準を決め、製品の組み合わせで意図した関係を承認します。
選ぶ前に確認したいこと
別注テープの色合わせはPantone番号だけで十分ですか?
有用な出発点ですが、最終承認には不十分です。繊維、糸の光沢、織り、加工で見え方が変わります。可能なら現物色見本を渡し、確認光源を決め、実際の量産構造で色を承認します。
テープ見本の写真だけで色を承認できますか?
写真は連絡用で、最終色判定には向きません。カメラ、画面、照明で見え方が変わります。番号付き現物を合意した光源で基準色と比較し、見本コード、素材、ロット、承認日を記録します。
検討の出発点になる製品
各製品ページで掲載仕様をご覧いただけます。別注色、寸法、取引条件は案件ごとに確認します。
製作したい製品をお聞かせください
仕様が未確定でもご相談いただけます。用途と迷っている点をお知らせください。寸法や数量がお決まりであれば、併せてご記入ください。





