
このガイドの内容
この仕様で最初に確認すること
グログランは横畝のある構造で、どの曲線にも沿うとは限りません。実際の縫い重ねと角の半径で試し、中央折り加工の要否と折り後の両面の被覆幅を決めます。
- 両面の仕上がり被覆幅
- 角の半径
- 中央折り加工の要否
名目幅が厚い曲線端で足りなくなる
平らな二層パネルでは表裏を同じ幅で覆うグログランを想定します。中綿入り角では圧縮層が幅を多く使い、内側は縫い線へかろうじて届き、始終重なりが硬いこぶになります。テープは一定でも端形状が試料に含まれていません。
名目幅を選ぶ前に、候補を実際の生地、フォーム、パイピング、補強へ巻きます。予定折りを表示し、直線、最小曲線、全閉じを縫います。圧縮後に両面の可視覆いと縫込みを測ります。指定手入れまたは取扱いを行い、承認した重ね方向、裁ち形状、中央折りの有無を記録します。
最厚層、最小曲線、全閉じで、名目幅ではなく完成覆いと縫込みによりグログランを承認します。
圧縮した縫製層から必要な縁取り幅を決める
実際の生地、フォーム、パイピング、補強層へ候補幅を巻き、量産と同じように縫います。圧縮前後の折り線を印し、両面に見える被覆幅を測ってください。呼び幅が十分な掛かりを残し、不要な厚い重なりを作らないか実物で判断できます。
- 縫製後に両面へ見える被覆幅
- 内側縫い線より先の掛かり代
量産裁断前に始終端と角の重なりを決める
開始部、終了部、最も鋭い角を一続きの試作で作ります。重なりがこぶになる、処理端が見える、縫い線を外へ押すといった問題を確認してください。承認した重ね方向と切り形状を記録し、目立つ場所での現場判断を防ぎます。
- 開始と終了の重なり部の厚み
- 最小角での切断端の被覆
全断面から縁取りを定義する
畝テープを端層、折り、縫込み、閉じ、手入れへ関連付けます。
横にスクロールして全項目を確認 ↔
| 項目 | 記録する内容 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 端の材料 | 内外生地、フォーム、パイピング、補強、厚さ、圧縮 | 量産層を作る |
| テープ構造 | 繊維、グログラン組織、完成幅、厚さ、縁、風合い、表裏 | 方向表示巻見本を残す |
| 折り形状 | 中央折りまたは自由折り、両面覆い、方向 | 断面へ巻き測る |
| 曲線と角 | 最小内外半径、角種類、継ぎ、縫い経路 | 代表型を縫う |
| 始めと終り | 重ね方向と長さ、裁ち形状、端処理、可視面 | 連続閉じを一つ作る |
| 使用後承認 | 手入れまたは取扱い、つれ、ねじれ、端露出、縫いかさ | 前後を比べる |
可視覆い、縫込み、外観限界は購入者が定めます。グログランは畝構造で、曲線追従や荷重能力を自動的に示しません。
仕様確認シートをダウンロード ↓実際の端へ縁取りを作る
圧縮層を測る
全端材料を組み、縫製時のように圧縮して、テープが巻いて覆う断面を記録します。
折りと曲線を試す
表裏と方向を表示し、中央折りがあれば形成して、直線、内曲線、外曲線を設定記録付きで縫います。
端全体を閉じる
開始端、最急角、最終重なりを連続して作り、端覆い、かさ、縫い線移動を確認します。
処理して保管する
合意手入れまたは取扱いを行い、両面を再測定して、裁ちと重ね指示付きの承認見本を残します。
グログラン縁取りを誤判断する近道
名目幅で選ぶ
フォーム、パイピング、折り、圧縮で幅使用量が変わります。最厚完成断面の覆いから幅を求めます。
全グログランが同じように曲がると考える
畝、繊維、仕上げ、縁が曲線挙動を変えます。承認前に実際の最小半径を縫います。
閉じを作業者へ任せる
即興の重なりは裁断端を露出し、硬いこぶを作ります。承認方向、長さ、裁ち形状を出します。
選ぶ前に確認したいこと
グログランテープを荷重がかかるストラップに使えますか?
グログランは畝のある構造を示し、耐荷重を表す名称ではありません。縁取り、装飾、軽いループなどに使われますが、適否は構造次第です。荷重部品では強度資料を確認し、縫製した組立品を評価します。
バッグの縁取り用グログランは何mm幅を選びますか?
完成時に見せたい幅、生地の総厚、縫い代から逆算します。最も厚い縁と小さな曲線を実際に包み、縫い目が表裏を均等に拾うか確認してください。折りと内巻きで失う幅も含めます。
検討の出発点になる製品
各製品ページで掲載仕様をご覧いただけます。別注色、寸法、取引条件は案件ごとに確認します。
製作したい製品をお聞かせください
仕様が未確定でもご相談いただけます。用途と迷っている点をお知らせください。寸法や数量がお決まりであれば、併せてご記入ください。





